健康を維持するにはそれなりの努力が必要ですね。
軽い病気ならおとなしくしていれば、治る場合もありますが、パソコンはそうは行きません。
特に「ハードディスクは消耗品」なので、いつ壊れてもおかしくありません。
よくお客さんは「まだ3年も使っていないのに」とか、「それほど使用していません」という
ことをおっしゃいますが、ことハードディスクは通用しないのです。
だから、データのバックアップが大事なんですね。
と、いつも声を大にしてお伝えしているんですが・・・・・・
夕べ、電話がありました。
ハードディスクから異音が聞こえ、次の日パソコンが立ち上がらなくなったので
何とかして欲しいという依頼。
それも急ぐので今からこっちに持ち込みたいというのです。
そう、患者は待ってくれません。
時間は夜10時を回っていました。
持ち込まれたパソコンに電源を入れると、「カコーン」と、パチンコ玉を床に落とした
ような音がしました。
残念ながらこの音、ハードディスクがお亡くなりになる音です。
思ったとおり、パソコンは起動せず、BIOSを開くと、すでにハードディスクの存在が
認められません。
念のためにお客さんに説明するためにも、パソコンからハードディスクを取り出し、
こちらのパソコンにつないで見せましたが、認識されませんでした。
こうなると、うちのような診療所では、どうすることも出来ず、当社が契約している
サルベージ会社にデータ救出の依頼をするかどうかしかありません。
お客さんは、ハードディスクが壊れたことを納得してもらい、パソコンを持ち帰りました。
いつも言っています。
医者は「病人」は治すことが出来ますが、「死人」はよみがえらすことは出来ません。(汗)
データのバックアップはこまめにやりましょう。
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