http://www.abc.com/
といった形のURL(ユーアールエルと読みます)をブラウザソフト(一般には
インターネットエクスプローラー)に入力します。
これはWEBサイト(ホームページともいう)を呼び出すための住所のような
ものです。
ブラウザソフトにURLを入力すればそのWEBサイトが表示されますが
インターネットというのはIPアドレスで相手を指定して通信していますので
URLで通信しているわけではありません。
実は、URLというのは、IPアドレスという数値を、人間が理解しやすい
ように、意味のある言葉でアドレスを表せるように変換したものなのです。
ブラウザなどにURLを入力すると、まずインターネット上にある
「URL → IPアドレス変換専用コンピュータ」に問い合わせを行い、
そこで指定されたURLに対応するIPアドレスを手に入れます。
こうした目的で使われるコンピュータ(サーバーともいう)を
DNS(ディーエヌエス)サーバー
と言います。
通常、自分が契約しているプロバイダのDNSサーバに問い合わせを行い
URLとIPアドレスを変換するようになっています。
プロバイダが提供しているのは、単にインターネットに接続するサービス
だけでなく、こうしたDNSの機能も含まれているのです。
このような仕組みなので、たとえばインターネット接続自体は正常で
あっても、DNSサーバに関する設定に不具合が生じると、インターネットに
接続されていても、WEBサイトが表示しないこともあるのです。
こうしたトラブルを理解するにも、URLを使うためにはIPアドレスに変換する
DNSサーバが必要ということも知っておかないと解決できないのです。
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